マレーシア移住 移住準備

【体験談】マレーシアインターナショナルスクール入学プロセス

マレーシアインターナショナルスクールの入学プロセス体験談

我が家(母と息子6歳)は、2022年7月にマレーシアに教育移住をしてきました。

こといく母
息子は2022年8月からイギリス式インターY2に入学します。

この投稿では、マレーシアの教育移住を決めて、インターを検討し始めてから入学までのプロセスをまとめてみたいと思います。

大まかな流れは大体同じになると思いますが、進め方に決まりはありません、
単なる一つの参考としていただければ幸いです。

まず、我が家の大まかな進め方ですが、
エージェントを通さず個人で行いました

但し、インター選定時の相談や、書類の取得などの場面でポイント的にエージェントにお願いしながら進めました。

実際の流れは以下のとおりです。(★)の部分はエージェントさんにお手伝いしてもらった箇所になります。

  1. インターナショナルスクールの情報収集、行きたい学校の選定
  2. 希望校を絞った上でエージェントから更なる情報収集&相談(★)
  3. 希望校へのコンタクト
  4. オンラインアセスメント
  5. オファーレター受領→書類準備(★)
  6. マレーシア入国
  7. 学校見学&諸手続き
  8. 学校スタート

ちなみにこの流れは、コロナ渦で現地の学校視察などができない状況だったため、すべて日本でオンライン上で行いました。

現在は観光での入国が可能になりましたので、
上の手順の「④オンラインアセスメント」が「現地学校視察&アセスメント」になるパターンもあるのかなと思います。

私自身が手続きをした際の記録ですが、実際の状況やインターによって手続きが変わると思いますので、ご自身で必ず確認をしてください。

1.インターナショナルスクールの情報収集、行きたい学校の選定

まずネットで情報収集をしました。エージェントさんなどがまとめてくれているインターのリストを見ることから始めました。

最初はカリキュラム一つ取っても、わからない単語が出てくるのでその度に調べながら進めるような感じでした(汗)

我が家の絞り込みポイントその1『学生ビザ発行可否』

インター選定の上で、まず最初の絞り込みをしたのは『学生ビザの発行可否』です。

一部のインターは親が長期滞在のビザを保有していることが前提となっているようです。

我が家の場合
長期滞在ビザを保有していないので、学生ビザを申請可能なインターに絞りました。

我が家の絞り込みポイントその2『学費』

次に、『学費(予算)』での絞り込みをしました。

自分の家計で捻出可能な学費のラインをなんとなく定めた上で、その学費帯のインターを深掘りしていくことにしました。

マレーシアのインターのほとんどは、学年が上がる毎に学費も高くなります。入学年次のみならず学年が上がった際の学費も参考されることをオススメします。

我が家の場合
最初はKL、JB、ペナンのインターで検討していましたが、『学費』で絞り込みをしていた際、ペナンの学費(生活費も)がとても家計に優しいことが発覚
ペナンが移住候補地に急上昇(最終的にペナンへ移住)

我が家の絞り込みポイントその3『カリキュラム』

絞り込みポイント1と2は、どちらかというと現実的な問題の絞り込みポイントでしたが、それ以降は完全に好みの問題で、何に重きを置くかで各家庭で違ってくると思います。

私はその後「カリキュラム」で更に絞り込みました。

我が家の場合
アクティブラーニング、探求型カリキュラムの学校が希望
→「アメリカ式」とイギリス式の中でも「IPC」のカリキュラムのインターに絞りました。

ここまでで、ペナンだと3、4校くらいに絞れたので、各インターのHPやYouTubeチャンネルなどを毎日穴があくほど見ていました(笑)

KLだとインターの選択肢が多いので、優先度でどんどん絞っていく感じになるのかなと思います。

その他絞り込みの例:先生のネイティブ率、生徒の国籍比率、施設の充実度、スクールバス/学食/EALの有無、立地、第二外国語、日本人の多さ、IBスコア、、etc.

 

2. エージェントから情報収集&相談(渡航8カ月前)

行きたいインターが数校に絞れてからは、各インターの情報を更に深掘りしました。

しかし、ネット上で実際の学校の様子を入手するのは難しい・・・(;´Д`)

という問題にぶち当たります。

当時は視察にも行けず、ネット上で限られた情報しか収集できずどうしようかと悩みました。

各インターに気になる点を直接質問しても全然よいと思いますが、面倒くさかったので効率重視手っ取り早く網羅的にインター校を把握している方に聞こう!と思い、

実情をよくご存知の現地エージェントさんの有料オンライン相談を利用して、更なる情報収集&相談をしました。

我が家がオンライン相談で聞いたこと
・希望校の情報
・渡航時期、アドミッションプロセスの進め方
→私が聞きたかった情報はすべて聞けました、
さらには自分の調査で見落としていた他のIPCカリキュラム採用のインターを教えていただけたり、
迷っていた渡航時期についても親身にアドバイスいただき、とっても満足でした。

3. 希望校へのコンタクト(渡航6カ月前)

エージェントさんに相談した結果、最終的に2つのインターにコンタクトすることにしました。ここからはまた自力でやります。

※厳密にいうと、1.の時点で空き状況や年度途中の受け入れ可否などの質問のために2021年9月頃からコンタクトを取っていましたが、ここでのコンタクトは入学(アドミッションプロセスを進めたい)意思を伝えるコンタクトです。

ちなみに渡航時期も、ご自身が海外で子育て経験をされたエージェントさんの強いオススメで、日本の小学校を1学期終えてから渡航することに決めました。この決断についても後々記事にしたいなと思います。

Admission宛てにメールで、
・息子の年齢(誕生年月)
・入学したい意思と時期
を連絡すると、アセスメントの日程を調整してくました。

通常、
第1希望のインターにコンタクト→アセスメント

で、入れなかった場合は
次の希望インターにコンタクト→アセスメント

という流れになるようなのですが、とにかく英語力がほぼない息子が受け入れてもらえるか心配だったのと、ずっと決めきれないでいたのと(汗)、実際のアセスメントでの雰囲気も参考にしたくて2校のプロセスを同時に進めました。

4. オンラインアセスメント(渡航5~2カ月前)

2022年2月末と5月に、2022年9月入学に向けてのアセスメント×2校をやりました。

2022年2月末受験:インターA

文武両道というふれこみのインターで、アセスメントはEALの先生

親は部屋から出て受験するようにと事前に言われていました(実際はまだ小さいので隣にいてもOKだったが、代わりに発言やヘルプはしない)

簡単な受け答えはできたものの、ぶっちゃけ微妙な出来でした(笑)
もうちょっと英語力上げないとね、と言いつつこちらが希望すれば入学プロセスを進めてくれるとのことでした。

2022年5月受験:インターB

こちらも簡単な会話と読みの確認程度でした。

こっちのインターは、親の関与については事前に特に言われていませんでした。

途中から完全に、親への子どもに関する質問→私が答えるになってました。

息子は遊び始める(オイ)

↓当時のツイートw

このアセスメントについても今後もうちょっと詳しく書きたいと思います、、。

5. オファーレター受領→書類準備

ここで最終的にインターBに進学を決め、各インターに連絡。

すぐに、インターBからのオファーレターを正式に受領しました。ワーイ

ここからMOEレター発行および学生ビザ申請のための書類準備を開始しました。

インターを経由して申請するため、インターの担当者から必要書類が提示されます。(最終的に提出する先は同じなのに、なぜかインターによって必要書類が違うのでみんな混乱するポイントでもありますw)

ネット上に色々な情報があふれていて実際に私も混乱したり不安になることもありました、、とりあえずわからないことがあれば自分のインターの担当者に聞くのが一番確実です。エージェントを通している場合はもちろんエージェントに。

また、このタイミングで在マレーシアのエージェントさんに、
在マレーシア日本領事館での「英文出生証明書」(Birth Certificate)「英文婚姻(離婚)証明書」(Marriage(Divorce) Certificate)(学生ビザの申請に必要となる書類)の代理申請と取得代行をお願いしました。

6. マレーシア入国

2022年7月末にマレーシアに入国しました。

ビジターとして入国し、この時点で学生ビザはまだ申請もしていない状態です。

インターのビザ担当者から送られてきた必要書類リストに沿って書類を準備し、マレーシアに入国後に提出してくださいとのことでした。

◎渡航当日の様子はこちら↓

マレーシアのペナン島へ教育移住!渡航日の様子

7. 学校見学&諸手続き

日本にいる間にインターのアドミッション担当と学校見学&諸手続きのアポを取り、渡航してすぐのタイミング(私の母も一緒に行けるタイミング)で学校見学できるように調整しました。

渡航後から入学までのタイミングで、

・学費の支払い
・制服の購入
・スクールバス/学食の申し込み
・学生ビザ申請(インター経由)

などなど、色々手続きがあります。

渡航後2週間ですが、今まさにこの手続きを進めているところです!!

8. 学校スタート

我が家もいよいよ再来週から学校がスタートします!

今はまだビザも申請中でドキドキですが、無事に完了することを祈っています。。。

おわりに

以上、我が家の教育移住のインターアドミッションプロセスを紹介しました。

順番も内容もインターによってかなり変わってくると思いますが、漠然と移住を検討している方などがこれをみて少しでも具体的なイメージやざっくりとしたスケジュール感などを得られればなと思います。

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