世界一規模のプライドパレード
サンフランシスコでは毎年6月の最後の週末に、PRIDEと呼ばれるLGBTの祭典があり、そのメインイベントとして、パレードが行われます。街中にはLGBTのシンボルであるレインボーフラッグがいっぱい掲げられ、お店やホテルもレインボーの装飾をしたりと、街がレインボーに染まります。
サンフランシスコはアメリカの中でもカストロなどの街を中心にLGBTの人が多いということもあり、パレードはかなり盛大とのこと。たまたま滞在日程と重なっていたので、パレードを観に行くことにしました。
San Francisco PRIDEパレード
アメリカに着いてすぐの2日目というのと、現地在住の友だちが前夜遊びに行って遅かったのもあって、ちょっと遅めに集合してパレードのある通りに向かいました。
すると、すでにすごい人だかり!!!
もう前に5人くらい人の層がある感じで、全く前が見えない(´-ω-`)
しかもベビーカーだったので前に入っていくこともできず...まぁ、とりあえず雰囲気を味わうか、と路線変更してパレード開始を待ちながら、観衆ウォッチングを楽しみました。
こんな風にパレードを観に来ている人もレインボー!
おそろいで楽しそう、ノリノリです。
こんなレインボーグッズどこで買うんだろう??と思っていたら、、、
ここだぁー!レインボーグッズの露店がありました。フラッグをはじめとする各種レインボーグッズが売っているようです。
こちらではプライドパレード2017のTシャツも売られています
他にも、奇抜な格好をしている人たくさんいたのですが、ブログへの写真掲載を自粛せざるを得ないような過激な服装、というかもはや服を着ていない人たちも多数。さすが、アメリカ...
現地在住の友だちに、「裸で捕まらないの?」と聞くと「この日はOK」みたいなこと言ってました、、本当かよ、、すごいな。
パレードスタート
そしてパレードが始まりました。下手くそな写真で申し訳ないのですが、少しでも雰囲気が伝われば...。これが私の位置から撮れた限界のショットです。
フロートにド派手な衣装の人や奇抜な格好をした人が乗っているようなパレードを想像していたので、パレードが来たら見えるだろう位に思ってたのですが、実際は、デモ行進のような感じで、プラカードやメッセージを掲げてただ歩くという集団が続き、
ハッキリ言って全然見えない(´-ω-`)
その後何やらカラフルで派手な格好をした人が通ったりしましたが、よく見えない...。
必死に手を伸ばして写真を撮って、その画像を確認。。。
私が唯一見れた、ド派手なフロートのようなものはアラスカ航空のフロート。航空会社らしく、レインボーの飛行機!かわいい!
近づいてきて、よーく見ると...
カズレーザー!
・・・じゃないか。笑
でもなんだかめっちゃ存在感のあるお方が乗っておりました。
この時点でもう12時くらい。おそらくこの後、パレードの目玉となるGoogleやfacebookなどの大きな企業のフロートが続々と通ったのですが、お昼のお店を13時に予約していたこともあり、しっかり鑑賞できないままにお昼ごはんに向かうことになりました。
街中がレインボーに
そんなこんなでプライドパレードは目玉を鑑賞できずに終わってしまったのですが、この期間(というか6月中)は街中の至るところにレインボーの装飾が施されていて、その街全体の統一感たるや、凄まじいです。
ショップ
Powell駅近くのGAP
ショップの看板がレインボー仕様になっています。
ショーウィンドウもレインボー
コンバースもお店の入口にデカデカと。
スワロフスキーにも何やらレインボーのキラキラが。
デパート
MACY'Sもレインボーフラッグをこれでもかとばかりに掲げています。
Westfieldもエントランスに"PRIDE!"のレインボー文字を掲げています。素敵!
観光地
ピア39にもレインボーフラッグがはためいていました。
ホテル
リッツカールトンもレインボーにライトアップ!
教会
なんと教会までもレインボーに!
まとめ
プライドパレードは自分の計画不足で目玉を見れずに終わってしまったのですが、十分にお祭り騒ぎムードを味わえました。
私、PRIDEのイベントって、LGBTの人のお祭りだと思っていたんですが、LGBTの人はもちろん、LGBT以外の人も権利やダイバーシティのために声をあげる、参加をする。そんなイベントなんですね。って今更ながらに感じたり。
LGBTって、いわゆるセクシャルマイノリティーですが、街全体のお祭り騒ぎの様子を見ていると、LGBTの人がいかに受け入れられているかということがよーく伝わってきました。そしてそれを街中の至る所のお店やホテル、教会までもがシンボルのレインボーで支持を表現する。そんなところがとてもアメリカらしいなぁ。と。
日本でも東京とかでプライドパレードをやっているみたいですが、ここまで街中ひっくるめて、そしてLGBT以外の人も動くっていう日はまだまだ遠い日のように感じました。
とてもアメリカらしさを感じたイベントでした。
今度はちゃんとじっくり観てみたいなぁと思います!