カラフルでかわいいプラナカンハウス
前回の記事では、おしゃれなハジレーンという通りの様子を紹介しました。
シンガポールはとても魅力的なスポットが多いのですが、
前回のハジレーンと、今回紹介するプラナカンハウスは私のお気に入りでもあります。
「プラナカン」とは?
このスポットを紹介する前に、サラッと「プラナカン」とは何ぞや?
というところを書きたいと思います。
これは、見てくれている方のためというよりは、自分用でもあります。
せっかく旅行に行って、色々多文化のことを学んでも忘れてしまうともったいないので、ちょっとこんな風にブログで記録に残してみようかなと。
さて、前置きが長くなりましたが・・・
シンガポールの情報をガイドブックやネットで見ていると「プラナカン」という聞き慣れないキーワードに出会います。
「プラナカン」とは、15世紀後半からマレーシアやシンガポールにやってきた、中国系移民の子孫のことを指しています。
このような方々が、移住先のマレーシアやシンガポールで、
元々のバックグラウンドである中華系の文化と、
移住先のマレー文化と、そして
当時統治していたヨーロッパの文化
を混ぜ合わせた独自の文化を築きあげました。
今回紹介するシンガポールのカトン地区の住宅もその独自の文化の一つで、「プラナカン様式」の住宅としてとても有名です。
プラナカンの文化が色濃く見られるカトン地区
住宅があるのはカトン地区と呼ばれる地区です。
中心地から少し離れるので、派手なビルやモールはありませんが、大通りには地元の人が行き交い、その中に観光客もちらほらという感じでした。大通りから、中に入るとこじんまりとした地元の人の生活地域という印象でした。
ちょうど私の友だちが、このカトン地区で働いて&住んでいたので、仕事終わりの時間にまた観光をつき合ってもらえることになり、カトンのショッピングモールで待ち合わせをしました。
カトンへのアクセスは、当時もうだいぶ乗りこなしてたMRTでは
なかなか乗り継ぎが多く、バスが一番シンプルだったので、
ちょっとドキドキでしたが、この旅で初めてローカルバスに乗ってみました。
その様子はまた別の機会に書きたいと思います!
プラナカン雑貨屋さんをみてからプラナカン住宅へ
大通り沿いには、プラナカンの雑貨を扱うお店があります。
ちょうどスコール?なのか雨がザーザー降って来てしまったので、
雨宿りがてら(笑)雑貨屋さんを見学しました。
プラナカンと似たような文脈でよく見かけるもう一つの言葉があり、
「ニョニャ」というのですが、これも中華系とマレー系の融合したものを指し、そのような料理をニョニャ料理と呼びます。
そしてこれがそのニョニャ料理のスイーツが並んだお店。
そんなこんなしてたら、雨がすっかりあがったので、
いよいよプラナカンハウスに向かいます!
こんな感じのふつーの町中を進んで行きます。
でもよく建物を見てみると、それらしい様式をしています!
そして到着ー!(すみませんちょっと加工してます)
やべーーー
か、かわいい!!!!
私わりと建築物に萌えるタイプなので(誰も聞いてない)
こういうの好きなんですよね〜。
もうここに着いたら写真を撮りまくります。
ここ、人フツーに住んでるので、別に中に入るわけでもなく、
ただただこのかわいらしい様子を目と写真におさめます。
両側がこのようにカラフルな住宅がぎっしり並んでいます。
両サイドで大まかなデザインが違っていたり、
同じサイドでも、細部が微妙に違っていたりするのを見るのがとっても楽しいです。
ここから写真をバババーっと貼って行きます。
めっっっっっっっちゃかわいい。(ため息)
そして注目すべきは、細部。本当細かいところまでかわいさがあふれまくっています。
例えばこの住居番号のタイル、
え、
何これ・・・・かわ、、いい
バタッ.....; _:(´ω`」 ∠):_;
写真では伝わらない細部こそ、実物をじっくりみてほしいので、
是非こういうの好きな方は絶対絶対行ってください!
プラナカンハウスの基本情報とアクセス
住所: Singapore, 287 Joo Chiat Rd, シンガポール 427540
※観光スポットではありつつ、一般の方が居住しているので迷惑にならないよう配慮しましょう!
アクセス: MTR Paya Leber駅から徒歩20分 または バス
※MTRだと駅から遠いのでバスがオススメです!
○路線バスで中心部から約30分程、複数の路線が通っています。
<私の場合>→ 12番のバスで「Armenian Ch」という停留所から乗り、「Opp Roxy sq.」で降りて徒歩5分ほどでした。