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ペナンのバス[rapidPenang]の乗り方
ペナンに来てからの移動手段は最初はGrabを使っていましたが、少し慣れてきた頃からバスに挑戦してみました。
海外旅行中でもバスって一番ハードル高いイメージで(特にアジア圏)、、どうやって乗るんだろう??と結構不安でしたが、ネットでの情報やペナンの先輩に教えてもらった事前情報と小銭と勇気(笑)があればちゃんと乗れました!
しかも使ってみると意外と便利だったので、それ以降はかなり頻繁に、というか基本バスで移動しています。
バスに乗り始めると「Grab高い~~~!!!!」という金銭感覚になるので、Grabに乗りたくなくなります。笑
とはいえ、バスも時間がかかるなどの不便な点もあるので状況に応じて使い分けている感じです。
この投稿では、これからペナンのバスに挑戦する方に向けて、ペナンでのバスの乗り方を紹介したいと思います。
ちなみにここで紹介する方法は、旅行者用のチケットではなく、通常の乗車料金を払って乗る乗り方のみです。
0.バスに乗る前に
まず、そもそも乗りたいバスのバス停がどこにあるんだろう?ってところからスタートです。
Google mapで現在地から行きたい場所へ経路検索をします。(通常のGoogle mapで目的地を目指すやり方なので、わかる方はスキップしてください。)
公共交通機関を選択すると、バスの番号と最寄りのバス停が表示されるので、それに従ってまずは行きたい方向のバス停へ。
上の経路の詳細がこちら▼
青:乗る駅の名前
ピンク:降りる駅の名前 ※大事!
ちなみにGooglemapで経路検索をすると、これから乗ろうとしているバスが現在走行している場所をリアルタイムで表示してくれます。
バスの時間について
バスは時刻表通りにはほぼほぼ来ません。遅い場合もあれば、早い場合もあるので、
自宅で乗る時間を調べておいても、めっちゃ早めに(15分とか)来て先に行っちゃうとかもあります。
バス停について
バス停は、人の乗降が多いような場所だとちゃんとバス停の様子を呈していますが、
日本の電車でいうところの各停しか停まらないようなバス停は、ポールが1本立ってるだけなので注意!
ここ、掘り下げてちょっと詳しく紹介していきます。
バス停その1:ターミナル
これは一番わかりやすい例、いや、ターミナルはターミナルで他のややこしさがあるんですが、それは一旦おいといて、、バス停としては一番明らかです。
電子時刻表もあり、リアルタイムでバスの到着時間が表示されています。
明らかにバスを待っている感じではない”ターミナルの主”みたいな人がいたり、まったりしている人がいたり、猫が飼われてたり、、、!?!??!?
マレーシアのバスターミナルはなかなか面白いです。。。
バス停その2:屋根付きバス停
これも見るからに明らかにバス停でわかりやすいですね。
日本の電車でいうところの、急行停車的みたいな位置づけでしょうか。
電光掲示板が設置されていて、あと何分でバスが来るかリアルタイムで表示されている場合もあります。
バス停その3:案内板のみバス停
これもまだちゃんとバス停ですね。注意していれば見落とすことはなさそうです。
どんだけ曲がっていてもバス停はバス停です。
バス停その4:ポールのみのバス停
その名も「ポツンと1本ポール」タイプ(勝手に命名)
ポールに辛うじてバスのマークが付いていますが、バス停と知らなければ素通りしちゃいます。
日本の電車でいうところの「各停」しか停まらない駅の位置づけですかね。
やっぱりこういう場所は人の乗り降りもさほど多くないです。
後述しますが、こういうバス停から乗るときのアピールは最大限にしてください。
バス停その5:何もない
はい、出ました。これが最難易度のバス停です。
Googlemapでもちゃんとバス停の表示になっているし、ここでバスが停まって人も降りていったので、バス停なはずなんですが、、、
初心者向きではないので、よほどの理由がない限り初めての乗車でここから乗るのはオススメしません!
バス停の様子がわかったところで、では早速乗り方を紹介します!
1.手を挙げて前からバスに乗る
バスに乗るときは、停車してほしいことを手を挙げて示します。
バス停でちゃんと待っていてもアピールしないと素通りされます。
いや、訂正します。
手を挙げてアピールしていても素通りされる時もあります。
これ、やられるとめっちゃ凹みます。私もこの短期間で2回ありました....😭
これなんでなのかよくわからなくて、私も誰かに教えてほしいくらいなんですが、
自分なりに分析して防ぐ方法は以下のとおりです。
人の乗り降りが多い場所からバスに乗る
ターミナル付近の「ぽつんと1本ポールタイプ」は避ける
選択肢があればの状況に限られてしまうんですが、最寄りのバス停の選択肢が複数あればちょっと遠くでも大きいバス停に行く方が確実です。
待っている人が他にもいる可能性が高いし、その分素通りの可能性も下がる気がします。(あくまで推測)
あとは、2つ目はガッツリ自分の経験と紐付くんですが、一度、Komtarのバスターミナルの近くの「ぽつんと1本ポールタイプ」バス停から乗ろうとして素通りされました。
しかも!めっちゃ運転手と目が合いながら素通りされました。運転手さん、確実に私の「WHYYYYY!!?!?」という口の動き見てたよね?ってくらいガッツリ目合ってたのに、去っていかれました😶
ターミナル(始発)駅であれば確実に乗れるので、同じくらいの距離だったので最初からそっち行っておけばよかったと後悔・・・(いやなんで私が後悔!そもそも無視しないで~!🤐)
2.運転手さんに行き先を伝えて運賃を支払う
バスに乗り込む際、運転手さんに行き先のバス停名を伝えます。
すると運賃を教えてくれるので、この銀のいかつい箱にお金を入れます。
ちなみにこの時はその下に運転手さんのドリンクがかかってました🤣
バスの運賃について
距離 | 運賃 |
7km未満 | RM1.40 |
7-14km | RM2.00 |
14-21km | RM2.70 |
21-28km | RM3.40 |
28km超 | RM4.00 |
※子どもは大人の半額
その他にも運賃については注意がいくつかあります。
現金しか使えない!
おつりも出ない!
そのため小銭の用意が必須です!
ローカルの方はなにやらカードでピロ♪というのをやっていたり、
justpayというキャッシュレスシステムのパイロット版を現在推進中のようなのですが、
それが使えない人は、今のところ現金での支払いしかないみたいです。
キャッシュレス化はよ~!!
3.乗車チケットを取る
運賃を払ったら、
「よし、これで乗れた♪」とひと安心・・・
しないでください!
チケットが出るので、忘れずそれを取ってください。
(という私は最初の頃、常に取り忘れていましたが😅)
行き先までの運賃を支払った証明になります。
たまに抜き打ちで係員が乗ってきて、チケットをチェックされます(これまで1度だけ遭遇した)のでそのときに出せるように乗車中なくさないようにしてください。
4.降りる駅がアナウンスされたらブザーを押す
次に降りる時です。
車内にはモニターがあり、3つ先の停留所まで表示してくれています。
バス停に近くなると、バス停名が表示され、アナウンスがあります。(※)
自分の降りたい停留所がアナウンスされたらブザーを押します。
ブザーを押すとバス前方のランプが付いて、次に停まることがわかります。
↑※これはマニュアル通りの場合
ですが、ここはマレーシア。
マニュアル通りいきません。
例えば、、、
・モニタの液晶が壊れてて表示が部分的又は全体的に見えない
・車内アナウンスがない
・ブザーを押しても反応がない
なんてことは日常です。
これまでの肌感覚でいうと、ちゃんと車内アナウンスも流れて、モニタも正常に表示されるのは6-7割くらいです。
上の画像のモニタも表示はされていますが、RGB値がバグり気味でめっちゃ黄色い😂ブルーライト対策!?w
慣れて土地勘もでてきたらどんな状態でもOKになりますが、最初のうちや、初めての場所に行くときはGoole mapで走行状況を確認しながら乗ると安心かもしれません。
最悪わからなくなったら誰かか運転手さんに聞けば教えてくれます。
5.後ろのドアから降車
目的地の停留所に着いたら、後ろのドアから降ります。
降りる時は特に何もしなくてOK!
バスでのおもしろマレーシアあるある
バスに乗り始めてから1か月くらいですが、バスではマレーシアらしい(?)面白い光景が垣間見えて
私は秘かにそれを楽しんでいます。笑
ここではそのうちのいくつかを紹介したいと思います。
イヤホンなしで動画鑑賞
遭遇難易度★
マレーシアのバスの車内ではイヤホンをしないで動画やゲームを楽しんでいる人が結構います。
しかも激し目だったり、、でも本人も周りもぜ~んぜん気にしません。
運転手さんと乗客がずっとおしゃべりしてる
遭遇難易度★★
これもよく見る光景です。
息子が最前列の席が好きで空いていたら必ずそこに座るのですが、よく乗客と運転手さんがおしゃべりしてます。
マレー語がわからないので、何を話しているのか全くわからないのですが、
なんかずーーっとしゃべってます。
最初は「ん?なんか揉めてるのかな??」とか思っていたのですが、雰囲気は和やかでフツーに談笑してる風。
そして降りるときも「Bye~♪」みたいな感じなので、多分ふつうにおしゃべりしてるんだと思います。
社内BGMは運転手さんの好みの音楽!?
遭遇難易度★★★★
バスに乗るとたまにめっちゃノリノリの音楽がかかっていることがあります。
車内のスピーカから流れています。複数回このパターンを経験しましたが、真相がまだよくわかっていません。
車内BGM「 ♪ズンズンチャカチャカ♪ズンズンチャカチャカ♪ズンズンシャカシャカ♪ツクツクツクツク......ターーーン!!!!!!!」
車内アナウンス「Next stop is ....」
と、まるで図ったかのようなタイミングで車内アナウンスとコラボしていて息子と爆笑してました。
運転手さんの好みなのかな~と思っていたのですが、違う運転手さんでもこの「ズンズンチャカチャカ♪」を流していたので、え、まさか公式!?とちょっと今のところ正解がわかっていません 🙄
2回目にこのバスに当たった時は息子を同時に顔を見合わせて「あのバスだ!!」と喜びました。笑
運転手さんが途中でお買い物!?
遭遇難易度★★★★★
ツイッターとかではそんな出来事が起こるらしいということは聞いたことあったのですが、
この前初めて自分で遭遇して「本当にあるんだ~!」とカンゲキしました。←
バスが突然、停留所ではない場所に進み、停まったと思ったら・・・・
ん、、ガソリンスタンド!?
そして何も言わず出て行く運転手さん(と便乗する女性w)
車内はいたってフツー、、誰も特にリアクションすることもなく時間が過ぎます。
そして約5分後・・・
運転手さん(と便乗した女性)無事飲み物をゲットして戻ってきた。
買い物行ってたんかーーい!
そして何事もなかったかのように、バスは元のルートへ。
このゆるさ、たまらない。
さいごに
以上、ペナンでのバスの乗り方、バスでの出来事について紹介しました。
とはいえ私もまだまだこちらに来たばかりで手探りの状況ながら書きました。また何か新しい発見や情報があれば追記していきたいと思います。
個人的には、バスのキャッシュレス化が早く実現するといいなと切望しています!!
皆さんにもペナンでの素敵なバス体験がありますように。